
今回から数回に分けて未来を表す文法を紹介していきます。
未来を表す文法は4種類あります。
② be doing (= be + 動詞の ing 形)
③ be going to do
④ will be doing
どれも未来を表す英文法ですが、ニュアンスが1つ1つ違うので、個別に説明していきます。
今回は①の will の使い方の説明です('ω')b
Will は中学英語でも習うので一般的に知られている未来形だと思いますが、未来のことを何でもかんでもウィルウィル言ってたら、実は会話が変な感じになります。
will がどんなニュアンスで使われるのかというと、大きく分けて2パターンです。
②根拠に基づかない予測を表すとき
説明に入る前にまず、will という助動詞の大前提を述べておきましょう。
will は強い意志や主観を表します。
「アタイ、絶対あきらめないかんね!(`Д´)」
とか、ホイットニーヒューストンの
「私はあなたをずっと愛します」
の様なフレーズは、語り手の強い意志や、主観的な意見が入っています。
この will の大前提を頭に入れて、2つの分類について見ていきましょう(・ω・)
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今決めたばかりの未来を表すとき
例をあげます。
B夫 “I‘ll help you to carry it!”「僕が運んであげるお( ^ω^ )」
"I'll (=I will) help you to carry it!" とwillを使っていますね。つまり、カバンを運んであげようとたった今決めたというニュアンスなんです。
次回以降説明する I am doing とか be going to do の未来系文法では、この「たった今決めた」的なニュアンスがありません。
この二つはもっと計画性のある未来を表すので、I am helping you とか I am going to help you だと「A子は今日重い荷物を持つはずだから助けてやろう!」みたいに前々から計画してたことになっちゃいます。
なので、「しよう!」って決めた時に、その意思を表す言葉として will を使います。
この場合は言ってみれば「オファー系will」って感じですね。
そのほかにも、「約束系will」など。
「君の秘密は誰にも言わないよ。約束する。」
“Ok I will !” 「オッケーいいよ!」
こんな感じで使います。
どれも「前々から計画していた未来ではない」ですね。そしてどの例文にも、「やるぞ!」という意思が込められています。
まあ約束系、オファー系とか分類せずに、意思にもとづく「今決めた未来」で一括りにできますので、あまり気にしなくてもいいです。
根拠に基づかない予測を表すとき
未来に起こる何かを予想するときにも will が使えます。
しかしこの場合の予想は天気予報みたいに科学的根拠や状況に基づく確かな予想ではなく、根拠のない予想や、そうなったらいいなぁ~っていう願望的、主観的な予想です。
“I think it will snow because you got a perfect score.” 「あんたが満点取ったなんてきっと明日は雪だね(・∀・)ケラケラ」
“I think she will pass the exam” 「彼女はきっと試験に受かるよ!」
どれも主観的な意見なので、will でしっくりきます。
もし主観的な意見ではなく、ちゃんとした根拠があったら will ではなく be going to do を使います。
「みて!真っ黒い雲!雨降るね。。。」
この場合は根拠(=真っ黒い雲)があるので、その③で説明する be going to do の形の未来系で表せます。
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