
皆さんは「留学経験あり」っていうとどんなイメージを持ちますか?
「うわぁ、きっと英語がペラペラなんだろうなぁ( ゚Д゚)スゲー」などと思うかもしれませんが、もちろん人それぞれです。
仮に一年間留学したからと言って、必ずしも皆さんがよくイメージするような英語がペラペラのカッコいいかんじの人になれるわけではありません。
人それぞれです(二回目)
人それぞれって何が違うのさ!って思うますよね。
今回は私が実際留学をしてみて肌で感じた留学で成功する人・失敗する人の特徴、留学を成功させるためのコツについてお話したいと思います。
留学すると何がお得なのか
留学の最大のメリット、それは英語を使う機会がそこら中に溢れまくっているという点でしょう。
英語の学校なら日本でも通えますが、学校以外の場で英語を使おうと思うと色々工夫しないと難しいですよね。
ですが留学先では怠けようが何しようが、自分の部屋から一歩出れば英語の世界なので、嫌でも英語に触れることになります。
でも誰ともあまり関わらず、買い物とかレストラン・交通機関の利用時にしか英語を使わない、みたいな生活をしてると当然「海外旅行でちょっと英語が使える」レベルで終わります。
(最近はスーパーも機械によるセルフレジが増えてるし、住むところも日本語で手続き出来ちゃう場合もあるので、留学先として人気の都市でただ暮らすだけだったら誰でもできます。)
そんなんだったら日本で外国人の友達を作ったりオンライン英会話などを利用して自己学習したほうがよっぽどいいでしょう。
仕事を辞めたり学校を休学して、高いお金を払って留学するのだから、留学で成功する人・失敗する人の特徴をちゃんと頭に入れて、時間とお金が無駄にならないようにしましょうね。
留学してもあまり英語が伸びない人の特徴
①授業中全く発言をしない
多いですこのタイプ!南米あたりの陽気な学生に圧倒されて授業中全く発言せず、グループトークや先生に話を振られない限りはただ受け身で授業を聞いてるだけのタイプです。
受け身で授業を聞くくらいなら日本で英語のYoutubeでも見てましょう。
②日本人ばかりとつるむ
これもまた残念なタイプです。
「#留学生活めっちゃ満喫中!#オーストラリア最高!」とかいうリア充写真をSNSにアップしまくるも、日本人しか映ってねぇじゃねぇかwwwwwというパターンです。
知らない土地で慣れない言葉を使って生活するのは大変なので、日本人で固まると安心できる気持ちはわかりますが、せっかく留学してるのだから日本人以外の友達とも交流するようにしましょう。
③学校以外家からあまり出ない
上記で述べた、留学の最大のメリットを狂おしいほど無駄にしているタイプです。
実際見ましたこういうタイプ。彼は友達のシェアハウスに住んでましたが、部屋にこもりがちで同じ国籍のルームメートとしか喋らず、かたくなにコミュニケーションをとることを避けるので可哀そうなことに「ヤドカリ」というあだ名をルームメイトからつけられていました。
④英語をしゃべるのが恥ずかしいと思う
恐らく留学しても英語が伸びない人で一番多いのがこのタイプでしょう。
表現が間違ってるんじゃないか、発音が変で笑われるんじゃないか、と恐れるあまり英語が出てこないタイプです。
ですが、楽器の練習は弾いてなんぼ、英語の練習も使ってなんぼです。
こういう人はグループで飲みに行って酒の力で恥をかき捨てるのも手です。(飲みすぎ注意)
実際飲みの席ではスピーキング力が向上します。
留学して英語が伸びる人の特徴
社交的
社交的な人は知り合いを作りやすいので、グループにどんどん入っていけて色んなイベントに誘われるようになります。
そこでまたネイティブの知り合いとか増えたり、あわよくばいいバイトを紹介してもらったりといいことづくめです。
ただ、たまーに変な人もいるので、そこは気を付けましょう。
「こいつ、ヤバい・・・!」って思ったらすぐ距離を置くのが賢明です。

実際私の周りにもいました、ヤバい人。
女の子は特に注意!!ホイホイ連絡先教えちゃだめだゾ!
恥知らず
言い方(笑)これはつまり、間違いを全く気にせず、つたない英語でもどんどん使っていく人は上達が早いってことです。
あまりサーフィンが上手くないのに荒波にどんどん突っ込んでいくタイプですね。
海の場合は下手すると死にますが、英語を間違って死ぬことはないので(テロリストと交渉しなきゃいけない場面でもない限り)どんどん英語を使っていきましょう。
ただ、アウトプット(知ってる知識を使う)ばかりじゃなくちゃんとインプット(新しく知識を入れること)を忘れずに。
でないと間違った英語を使い続けたり、使える表現があまり増えませんからね。
色んな事に挑戦する
「せっかく海外にいるのだから学校以外でも色んな事にチャレンジしてみよう!」という考えの人もめちゃめちゃ有望です。
あなたがシャイならなおさらです。英語を使わざるを得ない状況にあえて自分を追い込みましょう。
思い切って現地でバイトしてみたり、イベントに参加してみたり、日本関係のお祭りなどボランティアなどに参加するのもいいでしょう。

ボランティア歴は履歴書にも書けて仕事探しにも有利ですよ!
声が大きい
声が大きいと発言権を獲得しやすいです。
クラスで小さい声でごにょごにょ喋っても、また南米の生徒あたりにブワーーっと被せて喋られて話題の中心をかっさらわれます。
「俺の話をきけぇぇぇぇ♪5分だけでもいいぃぃぃ♪」
といきなり歌いだすくらいの気持ちで発言しましょう。
シャイなあなたでも頑張れる、留学を成功させるためのコツ
①自分より少し英語ができるノンネイティブと友達になる
まあでも、留学してきたばかりでまだあまり英語が喋れないのに、いきなりガンガン英語で絡みに行けって言われてもきついですよね。わかります。
でも、なにもネイティブだけと絡む必要はないんです。
むしろ最初はノンネイティブ、英語を第一言語としない人と交流したほうが精神的に楽なので喋りやすいと思います。
ポイントは、自分より少し英語ができる人と喋ることです。
自分よりレベルが低いと学べることが少ないし、自分よりはるかにレベルが上だと圧倒されてしまうので、自分よりもちょい上の方が「よーし、あたいも頑張るぞ!」ってな具合にいい刺激になります。
②日本関係、または英会話の練習のコミュニティに参加する
日本と何の縁もゆかりもない人と交流するより、日本のことが好きな人たちと交流すれば共通の話題も見つけやすいです。
しかも、そういう人たちは日本語が少し喋れたりするので精神的に楽です。
日本語でずっとしゃべっていたらあまり意味ないですが、こういうコミュニティは概して結局皆英語でしゃべってることが多いです。
おススメは、現地で「英語ー日本語のランゲージエクスチェンジ」グループや、日本が好きな人たち、英語を上達させたい人同士が集まる Meetupグループを見つけて参加することです。
Meetup
Meetup (ミートアップ) は世界中で2,700万人以上が参加している(2016年9月時点)、共通の地域や興味に関するコミュニティを簡単に始め、運営することを可能にするプラットフォームサービス。
インターネットを通じて地域の似たような興味を持っている人への告知を行うことで、同じような興味を持っている人との交流をすることができる。
セミナー、イベントなどはもちろんのこと、自分の住む地域で時間と場所とテーマを決め、少人数から20~30人くらいの人数でカフェやコミュニティスペースで集う定期的な小規模ミーティング・交流会まで、あらゆる場面でコミュニティ体験を豊かなものにすることを目指している。(Wikipediaより引用)
早速登録してみよう!↓
https://www.meetup.com/
私の友人もシドニーでそういうコミュニティの主催者をやっていますが、英語のレベル別に席を分けてくれたり、いろんな人と話せるように席替えをしてくれたり、ナンパ目的の怪しい人を排除してくれたりするのでとてもおススメです。
また、会話練習だけでなくバーベキューやパーティーをしたりすることもあります。
③シャイな自分を変えいく
留学ではシャイな性格だと損なことが多いです。
恥ずかしい、つまり他人から見た自分が気になるってことですが、「人はそんなに他人の事に興味ない」マインドで行きましょう。
これは英語だけに当てはまることではなくて、容姿が気になる、写真写りが悪い、前髪切りすぎた、と色々思い悩む人が多いと思いますが、基本的に人はあなたと同じく、自分の事が一番気になってるのです。自分の事で忙しいのです。
あなたの前髪があなたにとって短すぎようが、英語の発音が悪かろうが、他人にとっては全くどうでもいいことなので、あなたはあなた自身のために英語をどんどん使うべきです。
私なんて授業中に皆の前でライプ(ripe: 果物などが熟すこと)を間違ってレ〇プって言っちゃったんだからね!おかげで一発で覚えたよ、ライプ。
恥をかくくらいが逆に強烈に印象に残って覚えます。発音や表現が多少おかしくったって、誰も気にしません。
逆に、勉強中の日本語を使ってあなたに一生懸命話しかけてくる外国人がいたら、ああ頑張ってるんだな!応援してあげたいなって微笑ましく思いますよね。
仮に語学でバカにしてくる人とは関わらなければよいのです。
「うるさいだまれこのチ〇〇ス野郎!」などと日本語でめっちゃ悪口を言ってやりましょう。日本に帰れば二度と会うこともありません。
旅の恥はかき捨てです。実りのある良い留学ができるといいですね!