前回の現在進行形の解説に引き続き、

進行形が使える場合と使えない場合がある動詞の解説です。

つまり、ある時は be 動詞 ing っていう形がとれるのに、またある時は be 動詞 ing という形がとれないという、ツンデレみたいな動詞が存在するということです。

なんてこったい!!ややこしいですな。

まあそういう動詞は多くないので、考え方さえ覚えてしまえば、そういう動詞に出会っても自然にわかるようになります。

 

早速分かりやすい区別の仕方を解説していきます⊂(^ω^)⊃

 

 

進行形が使える場合と使えない場合がある動詞

 

Think

Think を 「信じる」(believe)「意見を持つ」( have an opinion) 

の意味で使う場合、現在進行形は使えません。

 

<例>

“I think Takeshi is gay.” 「タケシはゲイだと思う」 (believe)

“What do you think of my plan?” 「私の考えについてどう思う?」(have an opinion)

これらの意味の think は「状態を表す動詞」なので、通常は基本的に現在進行形の形はとりません。

(今、基本的にと言いましたよ。このことを最後の方まで覚えていて下さい。)

 

進行形は何かを始めて今やってる最中というニュアンスの文法ですよね。

(詳しくは現在進行形の解説のページを読んでね!)

 

以下の図を見てください。

 

 

上の例文、“I think Takeshi is gay.” 「タケシはゲイだと思う」ですが、

例えば朝の8時にタケシをゲイだと思い始めて、正午にタケシをゲイだと思うことをやめる、というのは変ですよね。

「タケシが正午までにゲイじゃないという証明をすればそれは可能だ!」とかそういう問題じゃないですよ。

ここでの Think は考えを持つという意味なので、「今何やってんの?忙しいの?」と聞かれて、「ああごめん!今タケシがゲイだと思ってる最中だから忙しいんだわ!正午には終わるから!」とかならないですよね。

 

しかし、 think を考えるという意味で使う場合、think は状態ではなく動作なので、現在進行形が使えます。

<例>

“I’m thinking about him.”

「彼のことを考えているの(●´ω`●)ウットリ」

 

これは「今やっている(考えている)最中」なので、始めたり止めたりできるので、現在進行形でOKですね。

「彼のことを考えるのが止められないの!」って人はちょっと黙ってようか(^ω^)

 

このように同じ動詞でも、どういう意味で使うかによって使える文法が変わってしまう場合もあるのです。

 

 

 

状態動詞に ing が付く場合もある! 

 

でました。さっき、状態を表す動詞には ing つけられないって言ったばかりなのにこの仕打ち。

そうです、教科書には全く載っていませんが、実際ネイティブは状態動詞に ing をつける場合があるんです(#^ω^)ビキビキ

 

現在形でも現在進行形でも意味がだいたい同じになる動詞

 

look / feel 

 

この2つは、場合によっては現在形でも現在進行形でも意味がだいたい同じになっちゃうという特殊な奴らです。

<例>

“You look well today.” = “You are looking well today.”

「今日は調子良さそうね!」

“How do you feel now?” = “How are you feeling now?”

「今どんな気分?」

 

状態をあらわす動詞でありながら、現在進行形が使えてしまう例外です。

例外はおとなしく丸暗記しちゃいましょう(´・ω・`)

 

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今に焦点を強く置いている場合

 

某有名ハンバーガーチェーン店のCMでおなじみの、“I’m loving it!” ですが、どういうニュアンスかというと、ご想像の通り「今大好き!」ってニュアンスなんですね。

例えばハンバーガー屋でとある美味しいハンバーガを初めて食べて、「うわっ!美味い!これ大好き!」みたいな感じですかね。

だと、通常・一般的にこのハンバーガーが大好きというニュアンスで、“I’m loving this hamburger”今に焦点を強く置いている感じです。

だからといって、新しいハンバーガーを食べて、”I love it!” と言うのが間違っていると言う訳ではありません。

あくまでも、進行形の方は今に焦点を置いているニュアンスが強くなるというだけです。

 

この厄介な 状態動詞+ing は他にもあり、しかももう一つ別のニュアンスがあります。

 

 

100%確実じゃないけど今のところはOOになってきてる状態

 

例えば、

“I’m liking this hamburger.”

という言い方があります。

これは “I love this hamburger.” のニュアンスとはちょっと違って、

ハンバーガーを食べ始めて、100%確定じゃないけど今のとこは好き、という「徐々に」的ニュアンスがあります。

 

食べ物の例だとちょっと分かりにくいので音楽で説明しましょう。

例えば、あなたが初めて聞くバンドのアルバムを人から借りて、1曲目を聞いたらなかなか良い曲なので、

 

「あー、このバンドなんか好きかも」= ”I’m liking this band.” 

 

まだ1曲しか聴いてないから100%確実じゃないけど今のところ好きになってきてる、そんなニュアンスです。

 

これに近いニュアンスで ing 系を取るのは、

realize: I’m realizing the fact. 「なんか事実に気が付いてきた」

understand: I’m understanding the feeling. 「その感情が分かってきた」

fit: I’m fitting in this class. 「クラスになじんできたと思う」

 

日本語で無理やり書くとこんなニュアンスでしょうか?

 

そういえば、ナルニア王国という映画の曲の歌詞に、

And I watch as the cold winter melts into spring

And I’ll be remembering You

というフレーズがあるのですが、この場合は前者の「限定的にその瞬間に焦点を置いている」というニュアンスです。

「あなたを思い出すでしょう」ではなく、「あなたを思い出しているでしょう」的な。

 

 

英文法は奥が深いです。

厚い文法の教科書を1冊終わらせても、実際の英語に触れた時に「あれ?教科書とちがうし!」とか、「こんなおかしな文法は今まで見たことねぇッッッッ!!!!」みたいな場面に出くわすことは日常茶飯事。

だから、機械的に教科書で英文法をマスターするよりも実際に自分が英語で触れる中で出会った英文法を調べて「ああなるほどね!!( ^ω^)」と納得して覚える方が記憶にも残りやすいです。

 

今回は特に教科書とかでは殆ど触れられていない進行形の文法についてまとめてみました。

簡単に思える進行形も奥が深いですよね。( ・д・)/--=≡(((卍

しかも、be動詞 + 動詞のing系 の形を取るのに現在進行形ではない文法もあります。

次回はそいつらについて語ってみたいと思います!

 

ゆかぞう一押しの英文法のテキスト!(‘ω’)

 

ゆかぞうはドラマや映画で英語を勉強しました(‘ω’)