
今回は現在完了形などでよく出てくる、期間を特定する for と since の使い方について説明します。
特に for については、日本の普通の英文法の教科書にはまず載っていない例外的な法則があったりするので、そういったコアな点もじっくり解説していきたいと思います( ゚Д゚)
[toc]for と since の基本的な使い方
まずは基本の説明から。
for は「どのくらいの期間」かを表し、since は「いつから」かを表します。
for
「彼女を2時間ずっと待っている。」
5 minutes / 5 days / 5 months / 5 weeks / 5 years / a long time / ages(長い間という意味)/ years
などなど、期間を表せる言葉と一緒に使うことが出来ます。
since
「僕は7時から彼女を待っている。」
7 o’clock / last Sunday / this April / April 1st / 2017 / this morning / I arrived / I got up
などなど、開始した時を表せる言葉と一緒に使うことが出来ます。
さっきから例文の彼が彼女に待たされ続けてるなぁ(´・ω・)カワイソス
ちなみに、完了形でなくても for や since は使えます。
例えば下の文の
「あなたに最後に会ってから2ヶ月が経つわ。」
という現在完了形の文は、
と現在形の文に書き換えられます。
for の省略
さてここからがちょっと応用編です。
おそらく日本の文法の教科書には書いてないんじゃないでしょうか。
実は、 for が省略できちゃう場合があるんです。
どんな場合でしょう?
それはネ、否定文じゃなければOKなんですヘ(゚∀゚ヘ)
“I’ve been waiting (for) two hours.” →否定文じゃないので for をつけてもつけなくても良い
「2時間の間待ってる」
“I haven’t eaten anything for 10 hours.” →否定文なので for を絶対つける
「10時間何も食べてない」
逆に for を省略しなきゃいけない場合
逆に for を省略しなきゃいけない場合もあります。
おいおいおいおい勘弁してくれよって思うかもしれませんが、覚えることは一つだけです。
期間を表す言葉が、all my life とか all day など、all が付く場合は、for は使えません。
for でわざわざ区間をくくらなくても、all つまり全期間だからでしょうか。
「今までの人生ずっと東京に住んでいる」
間違えないように例文を唱えまくって癖を付けましょう。
for の代わりに in
さらに、否定文の場合だけに使える特殊な例もあります。
for の代わりに in でも良い、なのです('ω')b
=”I haven’t eaten anything in 10 hours.”
「10時間何も食べてない」in でも for でも良い!!
無理に置き換えて使う必要はありませんが、この事を知っていればもし今後この使い方を何かで見かけたとき、「何で for がないの?何で in 使ってるの??(;´゚д゚`)エエー」ってならなくて済みますね!