
「高嶺の花」は手の届かない花、つまり自分には手が届かない異性を表す日本語表現だね。
初めてこの言葉を知ったとき、「なるほど!面白い表現だなー」と思いました。
実は英語にも「手が届かない相手」を表す独特の面白い慣用句があるんだ。
「彼女は(彼は)自分にとって高嶺の花だ。」
league とは、よくスポーツなどで聞くリーグ戦などのリーグ。
野球で例えると、1軍と2軍という違うリーグがあるよね。
「僕は2軍の一番ビリ。彼女は1軍のホームランバッター。同じリーグじゃない。」
「相手は自分と同じレベルにはいないので、手が届きようがない。不相応だ。」
こういう感じのニュアンスだね。
つまり、同格じゃないっていう事だね。
ゆかぞうが大好きな "The Big Bang Theory"というアメリカのコメディードラマの第一話でも、オタクの男の人が金髪の美人の隣人のことが好きだけど、自信がなくて
「彼女は僕にとって高嶺の花だ。あきらめたよ・・・。」
また、慣用句でなくてもシンプルに次の言い方もできるよ。
「彼女(彼)は自分にはもったいなさすぎる」
容姿だけに限らず、相手が大金持ちだったり、自分よりずっといい職業についていたりと、自分よりも勝りすぎる場合に使えるよ。
“She is a lawyer and you are unemployed. She is too good for you. ”
「彼女は弁護士でお前は無職だろ。彼女はお前には良すぎるよ。」