
マイケルです。Thank you と言われた時の返しは You’re welcome. (どういたしまして)が日本では一般的ですよね。
もちろん You’re welcome. で正しいのですが、実は他にも色々な「どういたしまして」の言い方があります。

僕の生まれたオーストラリアは You’re welcome. よりももっとカジュアルな言い方の方が一般的です。
Thank you と言った時に、自分の知らない言い方で「どういたしまして」が返ってきたら混乱すると思うので、色々な言い回しを覚えておくといいよ。
カジュアルな「どういたしまして」
No worries!
オーストラリアではこの言い方をする人がとても多いです。
No worries は元々オーストラリアで生まれたスラングですが、今や英語圏で広く使われているフレーズです。
No worries を直訳すると「心配はいらない」になりますね。
これは日本語の会話でもよくある、
「本当にすいません~ありがとうございます!」
「いやいやお気になさらずに~」
の、「気にしないで(心配はいりません)」っていう意味と同じです。

でも、もっと「大丈夫だよ~」とか「いいってことよ!」みたいにカジュアルな感じだよ。
Thank you for looking after my baby.
「赤ちゃんの面倒を見てくれてありがとう!」
No worries!
「全然大丈夫だよ!」
That’s alright
alright = 大丈夫だよ!なので、no worries とニュアンスが似ていますね。
That’s alright もとても一般的な言い方です。

職場でもちょっとした雑務をやってくれた人に Thank you. というと 、しょっちゅう That’s alight! と返ってきます。
Thank you for making coffee for me.
「コーヒーをいれてくれてありがとう」
That’s alright!
「大丈夫だよ」
All good
All good を直訳すると、「全て良い」です。
「全て良い」=「何も問題はない」
という感じですね。

All good も上の2つのフレーズとニュアンスが似ているね。
Thank you! 「ありがとう!」
All good! 「いいよー!」
No problem

これはそのまま「問題ない」だから、ニュアンスがよくわかるね。
Thank you for giving me a lift.
「送ってくれてありがとう。」
No problem.
「問題ないよ。」
I'm sorry の返事にも!

Sorry...(ごめんなさい)

No worries!(心配ないよ)
みたいな感じです。
とても便利なので覚えておくといいよ。
I’m so sorry to keep you waiting.
「待たせちゃって本当にごめん。」
No worries. / That’s alright. / All good. / No problem.
「心配ないよ」
丁寧な「どういたしまして」
オーストラリアでは日本みたいに敬語を使う場面が多くないので、例えばお店の店員さんなどがお客さんに No worries. なとカジュアルな言葉を使うのは普通です。

高級店の店員さんだったらフォーマルな言い方をすると思うけどね
なのでフォーマルな言い方よりカジュアルな言い方のフレーズをよく使います。
しかし、フォーマルな場面や相手に丁寧な印象を与えたい場合には以下で紹介する丁寧な言い方を使ってみましょう。
You’re welcome
日本でお馴染みの You’re welcome. は、フォーマルな場面にも使えるのでとても便利な言葉です。
なので、You’re welcome. と言うのが癖になっている人は無理に他の言い方をする必要はないよ。
Thank you for your kindness.
「ご親切にどうもありがとう」
You’re welcome.
「どういたしまして」
You’re welcome のアレンジ
You’re welcome. に副詞などをつけてちょっとアレンジした言い方もできます。
- You’re very welcome.
- You’re most welcome.
強調することでより丁寧な印象になるよ。
My pleasure
Pleasure は「喜び」という意味なので、「あなたに何かをしてあげたことは私にとって喜びです」という意味になります。

丁寧なニュアンスが伝わってくるね。

飛行機のCAさんがこの言い方をしていたのを覚えてるなぁ。
フォーマルな場面やビジネスジーンで「どういたしまして」と言う時は、No worries. ではなく My pleasure. や You’re most welcome. などを使うようにしましょう。
Thank you for carrying my suitcase.
「スーツケースを運んでくれてありがとうございます。」
My pleasure.
「とんでもございません。」
My pleasure のアレンジ
My pleasure に言葉を足してもっと丁寧な印象にする事もできます。

基本的にフレーズは省略せず長く言う方が丁寧な傾向にあるよ。
It's my pleasure.
It was my pleasure.
以上のパターンを使いこなせれば十分でしょう。
Your welcome を基本形に、状況に応じて色々な言い方が出来るようになりましょう!
「どういたしまして」つながりで、Thank you の色々な言い方もマスターしたい!という人はこちらの記事もおススメです。
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