
巷ではよく、
「私は英語が全然話せなかったけど、〇〇を一日30分やったらペラペラになった!」とか、
「このピーーーーーッラーニングをやったら英語が口から勝手に出てくるようになった!」
などというフレーズを聞きますよね。
英語教材のCMにでてくる人たちは「この方法で英語が上達した!」とうたっていますが、「ぶっちゃけ実際に英語がしゃべれるようになった人って本当は具体的に何やってきたの?」って思ったことないですか?

実際に英語が喋れるようになった人から話が聞ければいいけど、必ずしも周りにそういう人がいるとは限らないですよね。
なので、大学生の時に数字の8 (eight) を eit って書いてたくらい英語がダメダメだった私が、独学で英語の勉強をスタートし、IELTSで7を取れるような英語上級者になるまでに、具体的にどういう勉強をしてきたのかを公開しようと思います。
英語を上達させる上で一番大切だと思う3つのポイント
最初に断っておくと、私はストイックに毎日欠かさずコツコツ勉強できるタイプではないです。
やる気がある時期は結構頑張ってやるけど、やる気がなくなると急に何もしなくなるタイプです。
1浪したのにセンター試験の成績が下がったタイプの人間です。

お父さんお母さんごめんなさい。
英語関係の本もたくさん買ったけど、最後まできっちり終わらせたことはあまりないです。
何が言いたいかというと、英語の勉強を一度は挫折してしまった人でも、私みたいに不真面目で、ダラダラ勉強したりしなかったりする人でも、ちょっとずつでも積み重ねていけばいつか英語はできるようになるよ!という希望が持てる明るい話です。
そんな私が思う英語上達に必要な3つのポイントは以下の通り。
- 長い目でみて継続すること
- 実際に英語を使う場を設ける事
- 効率の良い勉強法を選ぶ事
ここで書くと長くなるのでここでは省きますが、英語の勉強を始めるにあたって必ず知っておきたいとても重要なポイントです。
この3つのポイントについて詳しく書いている記事があるので、是非読んでみて下さい。
(記事準備中)
さて、前置きは終わりにして、さっそく私が何をどう勉強してどんな感じで英語が上達してきたかの軌跡、具体的にいうと
- 初級、中級、上級レベルへとステップアップするために勉強してきたこと
- 各レベルで英語を使って出来たこと
- 逆にそのレベルではまだ無理だったこと
についてまとめていきたいと思います。
※テスト対策などではなく、あくまで英会話の上達が目的の勉強法です。
超初級時(スタート時)の英語レベル
私が英語の勉強を始めたのは、25歳を過ぎてから。
中学・高校でもちろん英語は習いましたが大の苦手でした。
大学受験で勉強はしてましたが偏差値は良くても50半ば程度で完全に足を引っ張る科目。

大学に入ったら英語なんてもう忘れ、ある日数字の eight を eit って書いて自分で引きました。
だいたいの目安ですが、試験スコアでいうと
- 英検3級レベル
- TOEIC 200-400点台
- IELTS 3.0 程度
といった具合です。
※英語の試験のレベル別スコアはこちらの方のサイトを参考にさせて頂きました。
超初級から初級になるまでの英語勉強法
ここでいう初級レベルとは試験スコアでいうと
- 英検準2級レベル
- TOEIC 400-540点台
- IELTS 4.0-4.5 程度
ゆっくりはっきり簡単な表現で話してもらえれば短い英語フレーズで初歩的な短いやりとりができるレベルです。

超初心者レベルスタートからここに至るまでに何を勉強したのかをお教えします。
超初級から初級レベルに到達するまでにやったこと
- CD付きの初心者用英会話フレーズ集を2、3冊丸覚え
- 短時間で読める発音の本1冊
- 無謀にも海外を一人旅
CD付きの初心者用英会話フレーズ集を2、3冊丸覚え
まず一番最初に始めたことは、アマゾンでレビューの良い初心者用の英会話フレーズ集を3冊ほど買って丸覚えをするという勉強法でした。
私はとにかく会話力をつけたかったので、文法等細かいことは置いておいて、まずはフレーズ集でネイティブがよく使う簡単な短いフレーズを付属CDの音声をスマホに入れて隙間時間に繰り返し聞いて覚え込みました。
耳タコになるほど繰り返し聞けば、覚えたフレーズに関してはいわゆる「口から英語が飛び出してくる」という状態になるので、すぐに実践でも使えて英語が身についてるのが実感できました。
「オンライン英会話スクールを始めたいけど全くもって話せる自信がない」という人は、まずは独学でフレーズ集を勉強するほうが絶対良いです。
こちらのフレーズ集は英語ネイティブが著者なのでおすすめです。

なるほど・きちんとフレーズ100にはお世話になりました。
短時間で読める発音の本1冊
発音の勉強は結構おろそかにしてしまいがちですが、できるできないは別にしても、正しい発音がどういったものか分かっていないとリスニング能力に大きく差がでてきます。
それに、きれいに発音できたほうが相手にとってもあなたの英語が聞き取りやすくなるので、コミュニケーションが円滑に進みます。
英語の発音の勉強に関しては、はまずはこの「おばけの英語」1冊で十分です。
ストーリーになっていて(しかも最後泣ける)スラスラ読めてしまいます。超おすすめです。
無謀にも海外を一人旅
まだまだ英会話初心者レベルにもかかわらず、思い切ってオーストラリアを一人旅し、現地の人やツアー会社のオージーとがんばって英語でやりとりしました。
もちろん難しい話は全くできないし、相手の言っていることがあまり理解できなくても雰囲気で会話するみたいな場面が多々ありました。
でも英会話フレーズ集を2,3冊終えたおかげで使える英語表現が格段に増えていることに自分でも驚きでした!

海外一人旅は「英語をもっと話せるようになりたい!」というモチベーションも高めてくれますし、かなり良い経験になりました。
もちろんわざわざ英会話上達のためにいきなり海外武者修行する必要はないですが、使える英語表現が増えてきたら実際に英語を使う機会も段々と入れていくことをお勧めします。
やったけどあまり意味がなかったこと
高校英文法の参考書
英語を始めるなら英文法をやっておかないとね!という感じで高校英文法の参考書を最初から始めたのですが、これは本当におすすめしません。
文法書ならもっと良い本がありますし(後述)、テスト対策ならまだしも英会話の上達や4技能を効率よくレベルアップさせたい場合は、高校英文参考書など正直無意味です。
いかにも勉強という感じですぐ忘れてしまいますし、なにより高校英文法は実際の英文法がもつ本当のニュアンスとかみ合ってない説明が書いてあったりします。

勉強が嫌になるだけなのですぐさま燃やしてしまいましょう。
初期はほとんど文法を勉強しなかった私ですが、この一冊は簡単に読めてすごく役に立ちました。
「とりあえずサラッと英文法もやっておきたいけど、あまりガチガチに勉強したくない」という人におすすめです。
初級レベルの英語でできたこと・できなかったこと
- 一人で英語を使って海外旅行(ただし日本人もよく行く人気観光地のみ)ができた
- 写真を撮って欲しいと頼む
- 英語で道を聞く
- ホテルチェックイン・チェックアウト
- バックパッカーホテルの相部屋の人とちょっとだけコミュニケーションをとる
- 外国人に道を聞かれても答えられるようになった
- 長いセリフは喋れない
- たとえゆっくりでも長いセリフでいっぺんに喋られると脳がパンク
- 海外旅行先での想定外のハプニングには対応できない
初級から中級になるまでの英語勉強法
試験スコアでいうと
- 英検2級レベル
- TOEIC 600-750点台
- IELTS 5.0 程度
少しゆっくり、かつ難しい表現を避けてクリアに話してもらえば会話の要点が分かる。
多少表現がおかしくても自分が知ってる英語を駆使して簡単な内容の会話がある程度長い時間できるレベル。

オンライン英会話を始めるなら費用対効果の面からもこのレベルからがおススメ。
初級から中級レベルに到達するまでにやったこと
- 実際に英語ネイティブと英語を使って交流
- 好きな映画を1本使って英語勉強
- 英語で日記を書く
- リスニング教材でリスニング強化
実際に英語ネイティブと英語を使って交流
当時はあまりオンライン英会話スクールがメジャーではなかったので、私は My Sensei というサイトでオーストラリア人の練習相手を見つけて、 カフェで週1ペースで1時間おしゃべりしたり自分の英語の勉強の質問をしていました。(だいたい半年間くらい続けました。)
安い先生でも1回2時間で2~3千円+交通費なので、今の時代ならオンライン英会話スクールを活用したほうがよっぽど安いうえに、予定のすり合わせやカフェとかに行く時間も節約できるのでそっちの方がいいかもしれませんね。
また、Lang-8というサイト(後述)で日本好きのペンパルを見つけ、しょっちゅう英語でメールのやり取りをしていたので、分からない単語を調べたり、伝えたいことを頑張って調べたりすることによって語彙が格段に増えました。

市販の英単語帳や単語アプリをやるより、実際に会話で使った単語の方がずっと簡単に記憶に定着します。
英語で日記を書く
上でも触れた Lang-8という英語学習サイトで、たまに英語で日記を書いてネイティブに添削してもらっていました。
Lang-8 とは自分が勉強している外国語で日記を書いて他のネイティブユーザーに添削してもらったり、外国人ユーザーが書いた日本語の日記を添削してあげたりできる、SNS要素を併せもつサイトです。
ライティングの勉強になるのはもちろん、お互いの日記の添削を通して仲良くなったり友達申請できるので、ネイティブとペンパルになって英語でメールのやり取りをしたり、実際にお互いの国を訪ねた時に会ったりして交流を深めました。
リスニング教材でリスニング強化
アマゾンでリスニングに特化した教材を一冊勉強しました。
発音のポイントやリエゾン(単語と単語がくっついて発音が変わる現象)の法則性などについて解説している教科書をベースにネイティブ音声のストーリーを付属のCDで何度も繰り返し聞き、ネイティブ発音に少しでも慣れようと努力しました。
好きな映画を1本使って英語勉強
映画のスクリプト(会話録)は生きた英語の宝庫です。
映画1本に出てくる表現・単語や文法を全て覚えたら、大げさではなくそれだけで中級レベルに達すると思います。
英語表現を覚えられるだけでなく、リスニング力やスクリプトを読む時にリーディングもつくので、多技能を効率よく高められます。

実際には映画半分くらいしか終わらなかったんですが(苦笑)それでも効果は抜群でした!
映画に出てくる英語を自分ですべて調べて勉強するのはさすがに初心者にはハードルが高すぎる事山のごとしなので、英語のセリフを解説している英語教材を使うのがおすすめです。
私は映画 School of Rock を題材にしたスクリーンプレイシリーズという教材を使って勉強しました。

この映画はコメディドラマで映画自体がとても面白いし、舞台が小学校なのでプレーンで使いやすい表現がたくさん学べます。
有名なロックの楽曲ネタも沢山出てくるので洋楽ロック好きにもおすすめですよ。
ディズニー好きにはディズニー映画で英語を学べるこちらのシリーズをどうぞ。
中級レベルの英語でできたこと・できなかったこと
- カフェでネイティブと1時間くらい簡単な日常会話をする
- 外国人の友達を観光名所に案内する
- オーストラリアのペンパルに会いに行ってご実家に2,3日ホームステイ
- ペラペラではないので、一応配慮して英語を喋ってもらえないとキツイ
- ネイティブ同士の会話は呪文の様に聞こえる
中級から中上級になるまでの英語勉強法
試験スコアでいうと
- 英検準1級レベル
- TOEIC 800点台
- IELTS 6.0 程度
発音によっぽど癖があったり超早口でなければ、たまに分からない事はあれど日本語が全く話せないネイティブや外国人とも友人として会話が楽しめるレベル。
接客業など簡単な内容なら英語を使っての仕事も可能です。
中級から中上級レベルに到達するまでにやったこと
- 半年間の語学留学
- 外国人の友達と遊ぶ
- 語学学校ですすめられた英文法書で英文法強化
- You Tube の英語の番組などでリスニング強化
半年間の語学留学
半年間オーストラリアのメルボルンに留学しました。
留学中に初めてまともに文法を勉強したので、英文法が強化されて会話の文法的な間違いが減りました。

独学で勉強してきたおかげで、クラス分けで5段階中真ん中のレベルからスタートでき、そこから1か月で上から2番目のクラスにレベルアップできました。
外国人の友達と遊ぶ
留学によって学校内外で外国人やネイティブの友達ができ、一緒に遊ぶことでスピーキング能力がアップしました。

正直スピーキングが伸びたのは授業よりも友達との交流のおかげが大きいと思います。
留学を終えて日本に帰国した後も、インターネットなどを利用して外国人の友達を作って英語を使う機会を作るようにしていました。
日本にいると、英語を実際に使う機会って全然ないですよね。たまに外国人に道などを聞かれた時くらいでは? 英会話を上達させたいけど、英会話教室にお金を払う余裕はない。。。(´・ω・`) でももし外国人の友達がい …
語学学校ですすめられた英文法書で英文法強化
語学学校に行ったとはいえ所詮半年なので、当然授業ですべての英文法を学ぶことなんてできません。
そんな中、語学学校のチューターさんが勧めてくれた English Grammar in use というイギリスの英文法の良書と出会い、それを使って英文法をしっかりと勉強しました。
この本には日本語版もあるので、英語で英語を勉強するのがきついと感じる場合は日本語版をお勧めします。
You Tube の英語の番組などでリスニング強化
留学中一番苦手意識があったのがリスニング。
色々な英語表現が身について、ある程度なんでも伝えられるようになっても、相手の言っていることを聞き取れなければ何をどう返答していいのかわからないので、リスニング強化はとても大事です。
なので帰国後は You Tube で英語の番組を字幕なしで見たりして耳を鍛えました。
リスニング強化のポイントはとにかくたくさん聞いて色んな人の発音に慣れることです!
知らない英語は分からないのは当然です。知っている表現を漏れなく聞き取れるようにするのが大事です。
やったけどあまり意味がなかったこと
単語アプリで毎日英単語を電車で聞く
語彙力を増やそうと英単語アプリで毎日英単語を暗記していました。

が、結局時間がたつと覚えたことの半分以上は忘れてしまいました。
これは持論ですが、馴染みのない例文を使って単語を詰め込んでもすぐ忘れるので、英単語は自分の好きな映画やドラマなどを使ってストーリーと関連付けて覚えるのが一番記憶に定着します。
中上級レベルの英語でできたこと・できなかったこと
- 英語圏でもある程度困らずに生活できる
- 状況によって敬語をちゃんと使い分けられる
- ディズニー映画などの簡単な映画が英語字幕付きで楽しめる
- ネイティブとさし飲み
- 英語圏の専門学校に入学できる(学部による)
- 早口な人、癖のある話し方をする人との会話はキツイ
- ネイティブ軍団に一人混ざっての会話はちょっとキツイ
- 電話越しの英語は聞き取りにくくハードルが高いので恐怖
中上級から上級になるまでの英語勉強法
試験スコアでいうと
英検1級レベル
TOEIC 900点台
IELTS 7.0 程度
早口でも話し方に癖がある英語でもだいたい大丈夫で、ネイティブとじっくり色んなジャンルの会話ができます。
英語の一語一語がちゃんと聞き取れるので、知らない単語や表現、スラングを使われた場合は「ん?それどういう意味?」って聞けばいいだけなので、特に普段の会話には困らないレベルです。
中上級から上級レベルに到達するまでにやったこと
- アメリカのコメディードラマや TED Talks のセリフをまるまる使って勉強
- 暗記用のフラッシュカードアプリ「Anki」を使って語彙や表現を繰り返し暗記
- ラジオアプリで英語ラジオをひたすら聴きリスニング強化
- オンライン英会話スクールを活用し、アウトプットの場を作る
アメリカのコメディードラマや TED Talks で勉強
上級レベルになるための勉強は、主にコメディードラマやTED Talks など、生きた英語の会話録を使って勉強しました。
コメディードラマは1話20分くらいと映画に比べて短いので、1話終えるごとに達成感があります。
ただ、解説教材がないと分からないことは自分で全て調べる必要があるのでそこは大変です。
私がチョイスした The Big Bang Theory というドラマはアメリカでメガヒットのコメディーなので、ブログなどで英語解説している人も多いです。
オタクの科学者たちのお話なので、アカデミックな英語もたくさん学ぶことができるのでネイティブレベルを目指すなら超おすすめです。

一応私の勉強ノートを元に、当ブログでもちょっとだけ英語解説を書いているので、興味がある方はこの記事を補助教材にしてみて下さい。
会話文の中のリンクを押すと解説に飛びます。リンクのない青い部分はまだ準備中です汗 The Big Bang Theory エピソード1 をアマゾンで見てみる↓ Lenard: There you …
TED Talks
TED Talksとは、様々な分野のエキスパートたちによるプレゼンテーションの動画をインターネット上で無料配信しているアメリカのプロジェクトです。

科学・文化・医療・歴史・社会問題など色々な方面の英語に触れられるので、上級者向けの英語学習にピッタリです。
TED Talks で英語を学ぶメリットは色々ありますが、アカデミックな英語や英語でのプレゼンの仕方を学べる事、そしてTED Talks で英語を勉強するための補助サイトやアプリが豊富なことが挙げられます。

日本語訳やTED勉強用アプリ、音声ダウンロードもあるのでとても勉強しやすいのです。
TED Talks are influential videos from expert speakers on education, business, science, tech and creativity, with subtitles in 100+ languages. Ideas free to stream and download.
暗記用のフラッシュカードアプリ「Anki」を使って暗記
上級者レベルになるためには、とにかく色んな英語表現や語彙を増やしていく必要がありました。
さっきも言いましたが、市販の英単語帳や英単語アプリでは記憶が定着しづらいので、ドラマやTed Talks に出てきた単語を片っ端から暗記することにしました。
単語やイディオムを覚える時の例文はドラマのセリフやプレゼンなどの生きた英語がそのまま使えるし、話と関連付けて覚えられるので記憶力が定着しやすいんです。
また、暗記にはフラッシュカードアプリの Anki を使いました。

このAnki、個人的には最強アプリ。英語勉強に必須のアプリの一つです。
Anki の何がすごいのか&詳しい使い方はこの記事で解説しています。
マイケルです。今回は語学学習において僕が一番役に立ったと思うアプリを紹介しようと思います。 僕は日本語を覚える時にこのアプリを使うけど、もちろん英語を勉強する時にも効果絶大なので、ぜひ使ってみてね! 暗記を …
ラジオアプリで英語ラジオをひたすら聴く
さらなるリスニング強化のため、英語圏のラジオを聞けるアプリを使って移動中はひたすら英語を聞いていました。
勉強した海外ドラマやTED Talks の音源もスマホにダウンロードして聞きまくっていましたが、ラジオだと初めて聞く内容の英語が常に流れてくるので、耳がかなり鍛えられます。
英語のラジオを聞くにはこちらの English Radio というアプリがおススメです。
CNN radio や BBC radio、オーストラリアのABC news radio を始めとした様々な局のラジオが聴けます。
色々な国のアクセントに慣れることができるのも魅力です。
オンライン英会話スクールを活用
インプット作業(暗記)ばかりして知っている英語表現を増やしたところで、実際にそれらを使いこなせなければ意味がありません。

陸で水泳を練習するようなものです。
私は留学後に日本で語学交換パートナーとして出会ったマイケルとたまにランゲージエクスチェンジ(日本語を勉強している英語ネイティブと教えあう事)したり、オンライン英会話スクールを活用して隙間時間にアウトプットする場を作りました。

イエーイ!
最近のオンライン英会話は格安で毎日レッスンできたり、休みの日に集中して長時間レッスンが受けられたり、オリジナル教材を使って着実にステップアップできるレッスン内容だったりと、実に様々な選択肢があります。
各スクールごとに特色や強みが全く違うので、自分のライフスタイルや目標に合ったオンライン英会話スクールを選ぶことが大事です。

以下の記事を読むと自分に合ったスクールがどれが一発で分かります
オンライン英会話スクールってすごく沢山あるので、どのスクールが自分に合っているのか分からなくて迷ってしまいませんか? でもきちんと比較してみると、一つとして同じようなスクールはなく、それぞれのスクールに特徴 …
上級レベルの英語でできること・できないこと
- 英語で口喧嘩ができ、しかも勝てる
- 日本人が全くいない環境でも英語で働ける(職種による)
- 発音に癖があって早口な人の英語もまあ聞き取れる
- 英語での電話も困らない(病院の予約とかも英語でできる)
- 英語のニュースも大体わかる
- 海外で一人で医者にかかれる
- 英語で政治とかについて熱く語れる
- 字幕の補助があれば大抵の洋画が楽しめる
- ネイティブ軍団に一人混ざってもまあ平気
- 英語圏の専門学校や大学の授業についていける(学部による)
- ぼーっとしてる時は相手の喋っている英語を聞き逃す
- 天龍源一郎さんバリに活舌の悪い人の英語はキツイ
- 字幕なしだと映画の話の大体のポイントはわかるけど細かい部分が分からないのであまり楽しくない
上級からほぼネイティブレベルになるまでの英語勉強法
試験スコアでいうと
TOEIC 満点
IELTS 8.0以上
ほぼネイティブと変わらないレベルです。
もっと具体的にいうと、
- 字幕なしでも洋画全然OK
- 特に集中してなくてもニュースや会話の内容が勝手に聞こえてくる
- 職場で重要なポストにも就ける
今そこを目指してるけど、ここまでくればあとは単純に知っている英語表現を増やしていけばいいだけなので上級レベルに到達するためにやってきた勉強法を続ければOKだと思います。
留学は必要か?
上にも書いてあるから気づいたと思いますが、私留学してます。半年くらい学校行きました。
「なんだ、チートかよ(・д・)チッ」とか思うかもしれませんが、留学したからと言って必ず英語が出来るようになるわけではないです。これは本当にそう思います。
てか半年行ったくらいじゃそこまで劇的に伸びません。平均でワンランクアップくらいですね。
1年以上留学してるのに私よりぜんぜん英語できない人&日本に帰ってすべて忘れる人とか結構いました。
なので、たかが1,2か月留学しただけで英語や国際感覚を身に着けてきたと自慢している、IKEA を英語圏風にアイケアって発音しちゃってるようなタイプの人が周りにいたら、心の中で笑ってあげてください。
ぶっちゃけ独学でも全然英会話ができるようになると思います。
ただ、当然ですが英語を話す機会は必要不可欠です。

オンライン英会話スクールや外国人の友達を作るなどしてアウトプットの機会を設けましょう!
留学はやる気があれば最高の環境が整います。自分で特別な工夫をしなくても英語使う機会がそこら中に溢れてますから。
でも、やっぱり英語が伸びる・伸びないは自分次第なんですよ。ほんとこれ。

別の記事で留学で成功する人、失敗する人の特徴をまとめてみたんで詳しくはこちらを読んでみて下さい。
皆さんは「留学経験あり」っていうとどんなイメージを持ちますか? 「うわぁ、きっと英語がペラペラなんだろうなぁ( ゚Д゚)スゲー」などと思うかもしれませんが、もちろん人それぞれです。 仮に一年間留学したから …
各レベルに到達するまでにかかる時間
あくまで私の経験ですが、超初級から中級レベルくらいなら、勉強法が正しければ割とすぐです。
時間がかかってしまうケースは、何をどう勉強していいかわからないせいで、あまり効果がない勉強方法で模索しながら回り道をしてしまうからです。
一生懸命やれば早い人なら超初級→初級→中級と各レベル半年ずつくらいでステップアップできると思います。
私の場合、中上級から上級レベルが一番時間がかかりました。
私は勉強したりしなかったりとマイペース型だったので一概にどれくらいかかるか言えないんですが、中上級から上級レベルになるまで最低1年はかかると思います。

一番大事なのは身に付きやすい効率の良い勉強方法を選択する事です!
上級者レベルで甘んじてしまっている現在ですが、私もはやくネイティブレベルまで到達できるよう頑張ります。
喋ったり聞いたりはしてるけどインプットはあまりしてません。。。

一年くらい全く勉強してないやwww
近々また勉強再開させて上級からネイティブレベル(IELTS8)になるまでにどれくらいかかるかデータを取ろうと思います。
皆さんも一緒に頑張りましょう!