英語特有の表現で、“Don’t take it personally” という表現があります。

これは簡潔に日本語に訳すと、「個人的な事だという風に捉えるな」となるけど、どういう事でしょう?

“personally” (=個人的に)は副詞で、名詞にすると person、つまり人物っていう事だね。

なので、もう少し砕いて訳すと「その人自身やその人の人格のせいだという風に取らないでね」という意味になります。

 

具体的にどういう状況で使われるのかを例を交えてわかりやすく説明するよ!

 

主に2パターンの状況で使える “Don’t take it personally”

 

①相手を怒らせないように前置きとして使う場合

相手がもしかしたら怒るかもしれない様な事を言う場合に、前置きとして

「気を悪くしたらごめんね、でも・・・」

とか

「気を悪くしないでほしいんだけど・・」

なんていう前置きを入れることがあるよね。

そんな感じで “Don’t take it personally.” を使うことが出来るよ。

他の言い方に言い換えると、“Don’t be offended.” (=気を悪くしないで)に近いかな。

 

例)

Don’t take it personally, but I’m not interested in going out with you.”

「気を悪くしないでね、(あなた自身が悪いっていう訳じゃないのよ)でもあなたとは付き合えないわ」

※ “go out with 人” で「人と(カップルとして)付き合う」という意味だよ

 

Don’t take it personally, but you are being too emotional.”

「気を悪くしたらごめん、(君の人格を指摘しているわけじゃないんだよ)でも、君ちょっと感情的になりすぎだよ。」

※be動詞+being の文法の使い方はこちらの記事を参考にしてね

 

 

一方で、以下の様な使い方もできるよ。

 

②相手をたしなめる場合

 

アメリカの大人気コメディー “The Big Bang Theory” に出てくる実際の会話でちょうどいい例があるので、引用して説明するよ。

ペニーという可愛い女の子が同じアパートのお隣さんのシェルダンと、その友達のインド人のラージに挨拶するシーン。

だけど、シャイなラージは恥ずかしくて女の子と会話ができない。

Penny: Hey Sheldon.
ペニー:こんにちはシェルダン!

Sheldon: Hi.
シェルダン:やあ。

Penny: Hey Raj!
ペニー:こんにちはラージ!

Raj: ・・・・・・・
ラージ:・・・・・

Penny: …Still not talking to me, huh?
ペニー:・・・まだ私に話しかけてくれないわけね?

Sheldon: Don’t take it personally, it’s his pathology, he can’t talk to women.
シェルダン:個人的なことと捕らえるのはやめたまえ。これは彼の病態なんだ。彼は女性と話せないんだ。

※pathology=病理、病態

 

こんな風に①とは逆パターンで、何かを言った相手に対して「気を悪くすることを言わないでね」「誤解しないでよ」という意味合いでも使えるよ。

他の言い方に言い換えると、“Don’t get him wrong.” (=彼を誤解しないで)に近いかな。

このフレーズの詳しい解説はこちらの記事を参考にしてね。