“もう一度言ってください” 相手の英語を聞き返す色々なフレーズ

 

マイケルです。

英会話上達のためには、分からなかったり聞こえなかった英語は分かったふりをしないで、素直に「分かりません」「もう一度言ってください」と相手に伝えるのが上達のコツです。

分からないと結局その後の会話もかみ合わなくて、適切な返事もできないからね。

なので今回は、「分かりません」「もう一度言ってください」の色々な言い方を勉強しましょう。

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分かりません・聞こえませんでした・もう一回言ってください

普通「分かりません」「聞こえませんでした」って伝えたら「もう一度言ってください」と言わなくても大体の人が察して勝手にもう一回言ってくれるだろうけど、念のため「もう一回言ってください」というフレーズも勉強しましょう。

 

I don't understand.

一番使いやすい表現。

"I don't quite understand." という風に "quite" (かなり)を付けるとよりフォーマルな印象になるのでビジネス英語にもおすすめです。

 

I didn't catch what you said.

直訳すると、「あなたの言ったことをキャッチできませんでした」

僕は結構この表現を使うことが多いよ。友達と電話しててよく聞こえなかったときに使うかな。少しカジュアルな言い方だよ。

catch の後は文法的に目的語が入るのが普通なので、"what you said" (あなたの言ったこと)を入れよう。

 

what did you say?

この言い方もカジュアルで、場合によっては印象が悪くなるから、フォーマルな場所では使わない方がいいよ。

友達同士などの親しい人に使うようにしよう。

 

Excuse me?

「すみません」で有名なこのフレーズは、相手の言ったことが分からなかったという意思表示もできます。

「すみません、何ですか?」という感じかな。

 

Sorry?

これも、上の "Excuse me?" と同じ様な感じだけど、少しカジュアルになります。

「ごめんなさい、何ですか?」という感じ。

※簡単な言い方なのでゆかぞうは職場でこればっかり使います。

 

(I) beg your pardon?/Pardon?

こちらもよく聞く丁寧語のフレーズ。"I" を省略してもいいです。

beg は「許し」とか「大目に見ること」、beg は「請う」という意味なので、直訳すると「あなたの許しをお願いしてもいいですか?」

直訳だとかなりへりくだった印象になるね。このことからも、かなり丁寧な言葉であることが分かるね。

発音する時は語尾を上げましょう。語尾を下げると、「失礼しました」「ごめんなさい」の意味になるよ。

ビジネスシーンにも使えるね。"Pardon?" と短くいう事もできるけど、英語は日本語と同じで省略すればするほどカジュアルになっていくよ。

 

Can you repeat that again?

「もう一度繰り返してくれますか?」という意味の使いやすいフレーズ。

"Can" の部分を "Could" に変えたり、最後に "please" を付けると、もっと丁寧なニュアンスになるよ。

 

“Could you repeat that again, please?”

「もう一回繰り返していただいても宜しいですか?」

 

Can you say that again?

「もう一回言ってくれますか?」というそのまんまのシンプルな表現だね。

これも他と同じで "Can" の部分を "Could" に変えたり、最後に "please" を付けると、もっと丁寧なニュアンスになるよ。

 

“Could you say that again, please?”

「もう一回おっしゃっていただいても宜しいですか?」

 

Say that again?/Say again?

「もう一回言って?」というニュアンス。

この言い方はストレートでとてもカジュアルな言い方なので、親しい友達に使うだけにしよう。

 

What?

「何?」っていう感じです。

この言い方はカジュアルすぎて失礼になるから、あまり使わない方がいいけど、友達とかに使う人もいるから一応覚えておこう。

 

 

もっとゆっくり言ってください

 

ただもう一回言ってもらうだけじゃなくて、早くて聴き取れなかったときはもっとゆっくり繰り返して欲しいよね。

そういう時はこう言おう。

Can you say that more slowly? /Can you repeat that more slowly?

"more slowly?" で「もっとゆっくり」という意味になるよ。

"Can" を "Could" にしたり、最後に "please?" を付けるとより丁寧な言い方になるよ。

 

“Could you say that more slowly, please? /Could you repeat that more slowly, please?”

「もっとゆっくり言っていただいても宜しいですか?」

 

フレーズまとめ

 

上で紹介したフレーズと、ニュアンスが伝わるような日本語訳をまとめます。

状況によって使い分けよう!

 

“I don’t understand.” 「分かりません」

“I don’t quite understand.” 「よくわかりません」(よりフォーマル)

“I didn’t catch what you said.” 「何を言ったか分からなかった」

“What did you say?”「何て言った?」

“Excuse me?”「すみません、何ですか?」

“Sorry?” 「ごめん、何ですか?」

“(I) beg your pardon?/Pardon?” 「もう一度伺っても宜しいですか?」「もう一度伺っても?」

“Can you repeat that again?” 「もう一度繰り返してもらえますか?」

“Could you repeat that again, please?”「もう一回繰り返していただいても宜しいですか?」

“Can you say that again?”「もう一回言ってくれますか?」

“Could you say that again, please?”「もう一回おっしゃっていただいても宜しいですか?」

“Say that again?/Say again?”「もう一回言って?」

“What?”「何?」

“Can you say that more slowly? /Can you repeat that more slowly?”「もっとゆっくり言ってください」

“Could you say that more slowly, please? /Could you repeat that more slowly, please?”「もっとゆっくり言っていただいても宜しいですか?」